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森昌子さんは現在、若者の間では人気ロックバンドONE OK ROCKのボーカルTAKAのお母さんとして知られている。
TAKAさんは長男で三男もMY FIRST STORYというバンドのボーカルとして活躍。
お母さんは森昌子、お父さんは森進一。
歌手のサラブレッドだ。
森昌子さんはオーディション番組「スター誕生」に応募し見事合格。
その後、森昌子さんは1972年13歳の時、「せんせい」で歌手デビュー。
「せんせい」は売上51万枚を記録、作詞は阿久悠。
あれから46年。歌手生活46年。
58歳の今も精力的にライブをこなす大物歌手。
2年以上にわたる看病を終えて、愛する父を見送る。
電撃の歌手引退から離婚、そして歌手復帰と様々な人生経験を積んできた彼女が書いた本がいま話題になっている。
目次
この本は彼女が一生の仕事をして取り組んだと言う息子3人の子育てについての本。
>>>森昌子「母親力」
話題になったのはその子育てが独特だったから。
例えば、長男が2歳の時、手づかみでおかずをつかむと母親は長男の手を叩き、「きちゃんとをお箸で食べなさい」と叱る。
乳幼児のちょっとしたオイタも許せない厳しさ 。
それを見ていた森昌子さんの母も「あんたは鬼の様な母親だ」と言った。
森さんの子供は3兄弟。
次男、三男には長男に敬語で話すようにしつけている。
昌子さんは子供を名前で呼ばす、長男を1番、次男を2番、三男を3番と呼んでいた。
賛否両論あるがこれが昌子さん流。
息子を「メシが食える男」に育てるのが目的。
18歳になったら全員家を出て独立しなければならない。
現在、三兄弟とも独立をしている。
息子たちは母親が「歌手・森昌子」と知らずに育った。
昭和の歌を振り返る番組が家で流れてる時、自分の映像が流れそうだと思った瞬間チャンネルを変えて息子たちにはバレなかった。
森昌子さんは主婦の時、1度だけ紅白歌合戦に出場したことがある。
そのとき、家を1時間半抜け出し、子供たちにバレないようにテレビに出ました。
しかしある日、息子に歌手だったことを問い詰められ白状した。
子供たちは学校で母親が歌手だったことを言われたのだ。
昌子さんは「本当にあなた達だけのお母さんでいたかった」話す。
これからどうしようかと悩んでいる時に、長男・次男・三男、同じ日に
「お母さん、歌手もう一度やってみたら」と言われた。
2006年3月47歳のとき、歌手復帰。
現在は、歌手活動をしながら、テレビに出演したり、「ダウンタウンなう」のナレーターも務めている。
20年ぶりに歌手復帰を果たしたのは「きっとこんなダメな母さんだから自分たちが何とか支えてあげないといけないな」って兄弟3人で話し合って行った事だと思うと回想。
子育ては親も教わることも多い。
「こんな子育てもあるんだな」と読んでみるのも面白いでしょうね。